菅公学生服/マイスター2人が誕生/厚生労働省と鳥取県から認定

2014年12月19日 (金曜日)

 学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)の社員2人がこのほど、それぞれ厚生労働省「ものづくりマイスター」と、「鳥取県高度熟練技能者(とっとりマイスター)」に認定された。

 認定されたのは、ものづくりマイスターに勤続35年の米子工場(鳥取県米子市)生産課係長の川見伸子さん、とっとりマイスターに勤続29年の大山工場(同大山町)生産課係長の新田みどりさん。ものづくりマイスター認定者は同社にとって初めて、またとっとりマイスターは、「黄綬褒章」「現代の名工」受章者である米子工場生産課の吉良美子さんに次いで2人目の認定者となる。

 川見さんは「モノ作りの楽しさやできあがった時の喜びを次世代に伝えていきたい」、新田さんは「これからも微力ではあるが、先人が築いてきた技術の伝承と自分自身に磨きをかけ、次世代に伝えていくことが私の使命と思う」と述べた。

 同社は4つの基幹工場を中心に、全国に18の自社工場があり、約1800人の従業員がいる。基幹工場すべてが優れた品質と技術能力を示すQTEC認証工場であり、国家資格である特級、一級、二級技能士(縫製・パターン・設備)は270人以上と業界トップの資格保有者数をほこる。

 米子工場の新地文人工場長は「私たちアパレル現場は『人』作りが基本。いかにいい設備(ミシン)があってもそれを使いこなす人が未熟では“いいモノ作り”はできない。今後2人が技能の継承、後継者の育成、また社会貢献に尽力してもらえれば」と期待を述べた。