シューズセレクション×帝人フロンティア/高撥水の機能傘発売/蓮の葉構造を傘地で
2015年03月03日 (火曜日)
洋傘メーカーのシューズセレクションと帝人フロンティアは、新開発の高撥水傘地素材「ウォーターバリア」使いの全天候型傘を共同開発した。同社の機能傘ブランド「クールマジック」の新ラインアップとして傘専門店「クールマジックシューズ」(東京都目黒区)や全国の量販店で2月下旬に発売した。
同製品は、高撥水その他の機能性が特徴で、猛暑、豪雨、強風などの悪天候にも対応する。帝人グループが開発した蓮の葉構造のポリエステル素材技術を応用した傘地ウォーターバリアがその決め手。蓮の葉のように、微細な突起が作る空気層が水滴に表面張力を生み、生地表面で粒状にして転がす。
日本洋傘振興協議会遮熱指数試験法でUVカット率95%以上、遮熱指数37%を実現。また剥離による効果減がなく、機能が半永久的に持続する。耐水度も品質基準の2倍の500以上を誇る。
今回は3種のウォーターバリア使用品を発売する。重い雪に苦しむ富山県民向けに開発した男性用傘シリーズ「富山サンダー」(価格3900円、親骨サイズ70センチ)、その女性用「ガールズ富山サンダー」(3900円、60センチ)、軽く携帯性に優れる三段式折り畳み傘「ストロングネイビー」(3900円、55センチ)をそろえた。