旭化成せんい/テクテキ3テーマで/不織布以外に膜、ナノも

2015年03月20日 (金曜日)

 旭化成せんいは5月4~7日、ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大の産業用繊維・不織布の国際見本市「テクテキスタイル2015」に出展し、(1)環境・エネルギー(フィルター)(2)車・エレクトロニクス(3)ヘルスケア――の3領域で同社の先端材料を提案する。

 過去3回の出展では不織布事業部を中心に素材軸に分けたブース構成だったが、今回はスパンデックス「ロイカ」、ナイロン66「レオナ」、伸縮電線「ロボ電」や、ポリケトン多孔膜、ナノセルロースファイバー不織布などの開発品も含め、用途軸に分けて展示する。

 フィルター向けでは人工スエード「ラムース」、ナノサイズのメルトブロー不織布を使ったフィルター製品「ユーテックナノ」、ポリエステルSMS(スパンボンド不織布とメルトブロー不織布の複合不織布)「プレシゼ」、熱成型SB「スマッシュ」、スマッシュを使ったフィルターバグ「デコブ」、ポリエステル、ナイロンSB「エルタス」や開発中のポリフェニレンサルファイドSMS、ポリケトン多孔膜、ナノセルロースファイバー不織布で構成する。

 自動車・エレクトロニクスはカーシート地を主力とするラムース(カーシート地はイタリアの染色コンバーター、MIKO社の「ディナミカ」ブランド)、タイヤコードやタイミングベルト用のレオナ、エルタスが自動車向け、プレシゼを使ったノイズ抑制シート「パルシャット」、ロボ電をエレクトロニクス向けに提案する。ヘルスケアではベンリーゼ、ロイカ(ドイツ生産品は「ドルラスタン」)を出品する。ベンリーゼでは化学修飾により吸水性を高めたタイプや、診断テスト用パッドなどの新素材も提案する。