菅公学生服と岡山南高校/中学校の体操服商品化へ/愛着持てるデザインを

2015年05月26日 (火曜日)

 「岡山南高校服飾デザイン科産学連携実学体験プロジェクト(MPS)」を推進する菅公学生服(岡山市)と岡山県立岡山南高校(同)は23日、MPSで取り組む「磐梨体操服イノベーションプラン」を赤磐市立磐梨中学校(岡山県赤磐市)で発表した。

 MPSは、岡山南高校の服飾デザイン科が昨年から菅公学生服と連携し、プロジェクトを通じてキャリア教育を推進しようというもの。今年は、磐梨中学校から、来春以降新入生が着用する体操服のデザインの依頼を受け、MPSの一環として体操服を企画し、商品化まで取り組む。

 今回、岡山南高校のMPS実行委員の生徒と、磐梨中学校の田上善朗校長や生徒、保護者など体操服検討委員会が初めて顔を合わせ、体操服について意見交換した。

 冒頭のあいさつで、田上校長は、中学校で掲げる「目指す生徒像」や「スローガン」を表現するような体操服を要望。「失敗を恐れず挑戦するような気持ちで、体操服をデザインするとともに、既成の概念にとらわれない大胆な発想を取り入れてほしい」と話した。

 磐梨中学校の生徒代表の中溝美紀さんは「皆さんにデザインをしてもらうことは、心強い応援団を得た気持ち。完成がとても楽しみ」と期待を述べた。岡山南高校の生徒代表、杉本凛さんは「生徒だけでなく、地域の皆さんに愛着を持ってもらえる体操服を作っていきたい」と意気込みを語り、生徒代表同士が握手を交わした。

 意見交換では岡山南高校の生徒が、体操服検討員会のメンバーに対し、どのような体操服が求められているかを質問。通学時にも着用することから冬用はウインドブレーカータイプの暖かいものや、デザイン性の向上を求める声があった。保護者からは吸水速乾性や抗ピリング性など機能性の向上を求める意見が出た。

 今後、企画書、デザイン画を7月までに作成、8月末に体操服のコンセプトデザイン、10月中旬にコンセプトモデルを発表し、10月末にデザイン、仕様、価格を最終決定する。