技術賞に東レなど/日本繊維機械学会

2015年07月09日 (木曜日)

 日本繊維機械学会はこのほど2015年度の日本繊維機械学会賞を決定した。技術賞には東レ、村田機械、クラボウなどが選ばれた。受賞者と受賞内容は次の通り。

 【論文賞】「カーリング・斜行現象を再現できる平編地の編目モデリング手法」(大阪大学・若松栄史、神戸大学・井上真理、大阪大学・倉敷哲生、森永英二、荒井栄司、福原精機製作所・武内俊次)、「繊維製床敷物の摩擦指数と物理的耐久性との関係」(カケンテストセンター・辻創、大阪府立産業技術総合研究所・山本貴則)

 【技術賞】「高耐摩耗多重構造織物設計」(東レ・主森敬一、二ノ宮有希、土倉弘至)、「機台間通信機能を備えた紡績工程管理システム」(村田機械・林茂、野間英治、西山能弘)、「生体を模擬した中わた素材の開発」(クラボウ・小沢一郎、大西浩一、タイ・クラボウ・山内一平、イシケン・石川和延)

 【学術賞】信州大学・金井博幸

 【学術奨励賞】「ナノファイバーマットを利用した新規高分子アクチュエータの開発」(福井大学・浅井華子)、「太陽光発電テキスタイルの樹脂加工の評価」(福井県工業技術センター・帰山千尋)、「婦人用ブラックフォーマルファブリックにおける視覚的な粗さ感に関する物理的要因の検討」(信州大学・丸弘樹)

 【ベストポスター発表賞】「吸着機能を有するPVAナノファイバー不織布膜の創製と評価」(名古屋大学・藤島知樹)、「ゼラチンナノファイバーからの薬物放出性の評価」(滋賀県立大学・山崎未奈)