菅公学生服のスクールスポーツ/7月期は生徒減で微減収/学校支援強め市場深耕

2015年07月28日 (火曜日)

 学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)のスクールスポーツウエアは今期(7月期)、モデルチェンジ(MC)の新規獲得校が前期より若干少なかったことに加え、既存校の生徒減が影響し、微減収になりそうだ。来入学商戦に向け、文化活動支援「カンコードリームプロジェクト」や、総合展の「スクールソリューションフェア」といった学校支援の取り組みを強めながら市場を深耕する。

 15入学商戦は、MCの新規獲得校は前期を若干下回ったが、人口が多い関東では獲得校が増えた。ただ、1校当たりの生徒数の減少とともに、昨年秋口から消費増税の反動が想定以上に出始めたこともあって、売り上げが伸び悩んだ。

 ブランド別では「リーボック」が累計採用校1200校のままで変わらないが、「カンコー」ブランドが増える傾向にあり、「カンコー×ファイテン」は累計で300~400校ほどになっているという。「自社生産比率が高く、学校の要望に沿ったオリジナリティーのあるデザインのウエアを提案しやすい」(若松伸雄第一営業本部長)ことでシェアを広げた。「アディダス」も有名私学校を中心に採用校を増やしつつある。

 来入学商戦に向けて引き続きカンコーブランドを強化していくほか、今年11月ごろに開くソリューションフェアは東京、大阪に加え、名古屋でも開催。異業種の協賛企業と連携を広げることで、学校に対する支援活動の幅をより広げる。さらに大都市部での営業活動を一段と強化。関東ではスポーツ専任の担当者を置くが、大阪や名古屋でも専任を配置し、高校を中心に戦略的な市場開拓を進める。