シーユーピー/15年7月期 21億円に増収/別注比率が高まる
2015年08月10日 (月曜日)
菅公学生服グループのシーユーピー(岡山市)は2015年7月期、売上高が計画通りとなる21億円(前の期20億600万円)と増収となりそうだ。別注が増えたことに加え、ビルメンテナンス、運送業などサービス関連のワークウエアの販売が増えた。
同期は売上高における別注商品の割合が30%から35%に拡大。オリジナルユニフォームに対する需要が増えていることに加え、国内で新規に4社の協力工場を増やすなど「国内生産で対応できるメーカーが限られてくる」(田原正彦社長)こともあり、別注の引き合いが増えた。国内での生産比率も以前の65%から70%へと上昇した。
商品別ではビルメンテナンス向けの「クレモ」、運送業向けの「フォー・トランスポーター」といったサービス分野が、大型物件もあって販売を伸ばした。一方で介護向けの「プロフィーリング」は他社の参入が激しく「顧客の選択肢が広がっている」(田原社長)ことで、売り上げが伸び悩んだ。
今期は21億4000万円の売上高を計画。ビルメンテナンス向けは、20年の東京五輪開催もあって「ユニフォームに対する意識が変わってきた」ことから「ビルメンヒューマンフェア」「クリーンEXPO」といったビルメンテナンスにかかわる展示会に出展し、ブランドの認知度を高める。運送業界ではトランスポーターのブランドが認知されつつあり、ビルメンテナンスの分野でもクレモのブランドを定着させる。
介護向けのプロフィーリングでは、一格上の「アイナ」を含め、新商品の投入も検討。信州大学と産学連携による商品も充実させながら「ニーズの多様化に合わせた商品開発」で、市場でのシェアの巻き返しを図る。
<「あたたかいご」10号に到達>
年2回のペースでシーユーピーが10年から発行し、介護施設を中心に1万2000社へ配布する情報誌「あたたかいご」が10号に達した。介護施設のレポートや、施設利用者のギャラリー、レクリエーションで使えるゲームなどを掲載。田原社長は、同誌を活用しながら認知を広げるとともに、「これからも役立つ情報をいろいろと掲載していきたい」と話す。




