「インターテキスタイル上海」/過去最高規模で開催/国内外4600社が出展
2015年10月14日 (水曜日)
13日に開幕した「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」は、展示総面積が昨年の17・5万平方メートルから22・8万平方メートル、出展者は3800社から4600社に拡大し、過去最大の規模となった。海外からも多くの企業が出展し、日本企業36社・団体が参加するジャパンパビリオンのほか、韓国、台湾、インド、タイ、インドネシアなどのアジア勢や、イタリア、フランス、ドイツ、ポルトガルの欧州各国もパビリオンを設けている。
会場は秋展としては初めての国家会展センター〈上海〉。会期は15日までで、昨秋展より1日少ない3日間となった。糸展「ヤーンエキスポ」、ニット展「PHバリュー」、アパレル展「中国国際服装服飾博覧会(CHIC)」との併催で、併催効果による来場客数の増加が期待されている。
世界的な機能性服地への関心の高まりを反映して今回新設した「パフォーンマンス・ラボ」ゾーンには、約60社が出展した。日本企業は東洋紡グループのほか、東レグループのトーレ・ケミカル・コリアなどが出展している。
このほか、「プレミアムウール」が昨秋展よりも50%、「ビヨンドデニム」「ヴァーヴ」が74%展示面積を拡大した。