「インターテキスタイル上海」/副資材で付加価値提案/エコ、軽量化などアピール
2015年10月19日 (月曜日)
【上海支局】15日に閉幕した「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2015秋」では、日系副資材メーカーと商社がエコや軽量化などの付加価値を訴求した。ローカルブランドの差別化志向が、生地だけでなく副資材にも及びつつあることを印象づけた。
東海サーモは軽量で洗え、後染めが可能な日本製毛芯地をメーンに、日本と中国で生産する「日中同規格」の接着芯地「TQシリーズ」などを出展した。現地法人、莎摩服装輔料〈上海〉の藤田雄二総経理は「前回展よりも来場客数は減っているが、中近東やインド、パキスタンの新規顧客と接触できた」と成果を語った。
島田商事は企業キャラクターの「トリムモンスターズ」をあしらったブースで、ボタンやヒモなどをメーンに紹介するとともに、別注品の商品開発力もアピールした。
SHINDOは、日本製のテープ・リボン「SIC」ブランドの9つの新製品を訴求。現地法人、新道良質〈上海〉貿易の王宏偉営業担当は「ラメ糸を使ったメタリック杉綾リボンやウエストストレッチテープが人気だ」と話した。
三景の内販パートナー、上海●満紡織は主力の裏地を、キュプラ繊維「ベンベルグ」使い、化繊、ストレッチ、綿、綿・ポリエステルと素材ごとにコーナーを設けて紹介した。また生地から副資材まですべてそろえる縫製工場を求めるローカルブランドに向けて三景の工場もアピールするため、自社デザイナーによる製品も出展した。
ブランドラベルを主力とするテンタックは、環境対応型のパッケージ「エコナノ」を前面に打ち出した。従来品に比べて約60%のCO2を削減できるという。芳賀純一社長は「中国ではまだどこもやっていない取り組み。ローカルブランドの関心も高かった」と手応えを示した。(●=森の木が金)




