菅公学生服×ストライプインターナショナル/今の時代の感性持つ制服を/パートナーシップ契約結ぶ

2016年04月07日 (木曜日)

 学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)と、大手SPAのストライプインターナショナル(同)はこのほど、両社のブランドによる女子向け制服販売の協業事業と社会貢献に関する「パートナーシップ契約」を結んだ。菅公学生服の尾﨑茂社長は、「今の時代の感性を持った学校制服を提案していきたい」、ストライプインターナショナルの石川康晴社長は、制服を着用する若い世代に「新しい高揚感を与える取り組みができれば」とそれぞれ話した。

 今回の契約では協業事業として女子学生服を中心に、菅公学生服が「カンコー アース ミュージック&エコロジー」の学校指定制服を、ストライプインターナショナルが「アース ミュージック&エコロジー カンコー レーベル」の自由通学服とその関連商品の企画製造販売を進める。

 学校指定制服は「フェミニン」「ナチュラル」「アート」の3種類のジャケット、スカート、ニットなどの商品を展開。今年5月に営業を始め、2018年の新入学からの採用を目指し、初年度2億円の販売を計画する。基本的に女子向けだが、学校の要望によって男子向けの対応も検討する。

 自由通学服はシャツ、スカート、コート、ニットのほか、関連商品のバッグ、シューズなど計19型の商品を展開し、2店舗ある菅公学生服の直営店「カンコーショップ」や、ストライプインターナショナルのECサイト「ストライプクラブ」で今年9月からの販売を予定。価格帯はコート約1万円、ニット約5000円を想定し、初年度1億円の販売を計画する。

 商品はナチュラルでガーリーテースト、パステルカラーといった女性らしい色使いにこだわり、これまでの制服にあまり無いデザイン。学校やユーザーの要望を聞きながら、アイテム数を広げる。

 尾﨑社長は「どうしても制服の性質上、デザインや感性の面で一歩も二歩も一般商品から遅れを取っている」と指摘。「流行を、指をくわえて見ているだけではなく、エッセンスをもっと取り入れるべき」との狙いから今回の契約にこぎ着けた。

 石川社長は、同社の商品購買層の平均年齢が27歳になるなか、自由通学服の取り扱いで「13~18歳へアプローチできる」ことを期待。制服業界、ヤングカジュアルそれぞれでナンバーワンのシェアを持つ両社のノウハウを生かしながら、「新しいマーケットを作っていきたい」と意気込みを述べた。

 社会貢献活動については「未来ちずプロジェクト」を実施し、女子生徒向けキャリア教育支援を実施する予定。実施場所やプログラムの詳細については、これから両社で検討するとしている。