「AFF・大阪2016」/出展企業の見どころ紹介/4月12~14日(マイドームおおさか)(中)/対日生地開発力が強み/常熟東浩進出口貿易
2016年04月08日 (金曜日)
江蘇省常熟市で1999年に設立。1万3000平方㍍の自社工場で各種アパレル、アクセサリー、ペット用品を生産している。日本向けと米国向けをメーンに手掛けている。同社の優位性は、豊富な生地だ。日本向け生地をこれまでたくさん開発しており、日本の顧客のニーズにマッチした生地を用意できるという。
AFFは、東京展に1回、大阪展に2回出展している。今回展には、フランネルや独特の手触りが特徴のもの、綿・麻混や麻100%生地などの製品を打ち出す。
前回展は新規顧客の開拓で成果を上げた。今回でも新たなビジネスの開拓を狙う。
〈日本市場の開拓に本腰/江蘇蘇豪技術貿易〉
1979年に創業した総資産約100億元のアパレル企業。ファッション衣料、インナー、寝間着、パンツ、シャツ、各種子供服などを展開している。年間生産規模は350万着で、傘下にニット・布帛製衣類の縫製工場を擁すほか、40超の協力縫製工場もある。
今年は「日本市場開拓チーム」を編成、ニット薄型生地の生産を開始し、日本市場開拓で飛躍を狙っている。強みの一つが、デザイン・サンプルセンターだ。センターを活用し、顧客に迅速なサービスを提供している。
今回展には、ニット薄型生地使いの製品のほか、ジャカード、宝飾を特徴とする製品を訴求する。
〈ジャカード製品訴求/海陽市華洋工芸品〉
2000年に山東省海華市で設立。生産から加工、貿易を一貫で行っている。セーターやニット・布帛製アパレル製品を生産し、北米や欧州各国、日本、韓国に輸出している。顧客主義の理念のもと、生産管理と技術面のレベルアップを続け、高品質の製品を提供することで、世界各国の顧客と信頼関係を築いているという。
AFFにはこれまで東京展に3回、名古屋に3回、その他に5回出展している。今回展には、色が豊富なジャカード関連商品やニット・布帛混合商品、装飾的なボタンなどの副資材、人気のロング丈ニット製トップスなどをアピールする。