「AFF・大阪2016」出展企業の見どころ紹介/4月12~14日(マイドームおおさか)(下)/多彩なニット製品を/南通伊曼迪服飾
2016年04月11日 (月曜日)
2010年に江蘇省南通市で設立した。同市内には、編み機を50台持つ1000平方メートルの編み立て工場と、1000平方メートルの縫製工場がある。縫製工場は8つの生産ラインを有し、各種縫製機械を導入している。同社の強みは、10年強の貿易経験を持つスタッフや貿易・生産一体型により、質の高い管理を実現している点だ。
AFFにはこれまで東京展に1回、名古屋展に1回、その他に1回出展している。今回展には、ニット・布帛混合商品のほか、手編みのニット製品、ジャカードニット製品などをアピールする予定だ。
〈豊富な服飾雑貨展開/無錫希艾億針紡織品〉
靴下や手袋、ウオーマーなど各種服飾雑貨を得意とするメーカー。素材も多岐にわたる。
商品の原材料は自社で生産し、加工は協力工場で行い、検品作業は自社工場で実施している。優位性は、原料を自社生産しているために品質を保証できることと、すべての商品を検品してから出荷している点だという。
今回展には、スマートフォンなどのタッチパネルに対応した手袋や、暖かさを追求した靴下などをアピールする。AFFにはこれまで4回出展している。同社担当者は「今回の出展を複数の新規顧客の開拓につなげたい」と話す。
〈多様なシャツなど提案/江陰傑逸紡織〉
2005年に設立したデザインから縫製、貿易まで一貫で展開する総合アパレル貿易会社。浙江省徐州市の自社工場の土地面積は3000平方メートルで、スタッフは200人強。経験豊富なデザイン、管理スタッフが全スタッフの30%を占める。縫製設備は200台強を数え、うち40台強が特殊な加工ができる機械という。
生産品は、各種カジュアルウエア、シャツ、スカート、ボトム、カジュアルスーツ、ジャケットなど。
AFFにはこれまで東京展に1回出展している。今回展では、メンズとレディースのシャツやルームウエアをメーンに提案する。
〈対日本布帛衣類主体に/大連永鴻貿易〉
遼寧省大連市で2007年に設立した。200人規模の自社工場と協力工場を活用し、布帛製衣類をメーンに生産しており、商品のほとんどを日本に輸出している。
優位性は、15年以上の生産・貿易経験のある専門人材を持つこと。生産・貿易の一体展開で管理しやすく、納期などを厳守できるのも強み。顧客に提案する生地は、中国産を豊富に取りそろえており、吸湿速乾や発熱などの機能素材も扱う。
日本での展示会への出展に積極的で、これまでにAFFなどに合計11回出展。今回展では、レディース、スポーツ、カジュアル、ダウンなどの製品を出展する。
(おわり)