トンボ/タブレット端末で着せ替え/IT教育ソリューションで紹介

2016年05月24日 (火曜日)

 学生服製造のトンボ(岡山市)は、東京ビッグサイトで18~20日に開催された「第7回教育ITソリューション(EDIX)」に出展した。EDIXは教育機関向けの業務支援システム、ICT機器、デジタル教材、eラーニング、各種学校向けサービスなどを集めたIT専門展で、同社は2回目の出展。出展者数は約680社、会期中3万422人(主催者調べ)が来場した。

 今回展ではタブレット端末を使い、画面上の生徒モデルの制服や体操服の着用アイテムを変えられるシステムが注目された。「商品サンプルを使った商談は持ち込める点数が限られ、話し合いに参加していないと色柄の情報が正確に伝わらないこともある。課題の解決にお勧めしたい」と同社。

 画面上の着せ替えシミュレーションで基本的なイメージや情報を同社側と学校関係者が共有し、企画、生産までのリードタイムを短縮できる。サンプルの制作を省略できるメリットもある。

 ほかに、学校の校風や立地などを考慮してイメージにふさわしい制服を提案する「制服診断」、追加購入をウェブで注文できる「T・W・O(トンボウェブオーダーシステム)」を紹介した。