「かるてん」で新工法/帝人
2016年06月20日 (月曜日)
帝人はポリエステル製タテ型不織布「V―LAP」を基材とする天井材「かるてん」を使った天井システムの新しい耐震工法「かるてんTB工法」を開発した。
2015年6月に一般評定を取得した「かるてんTA工法」の軽量性や耐震性を保ちながら施工性を向上させたもので、国土交通省告示第771号の規定に準拠した天井構造として一般評定を取得している。建築材料を開発・販売するエービーシー商会が今夏から展開する予定。
かるてんTB工法は、かるてんを折り曲げやすく加工し、折り曲げた部分を下地材に留める工法。かるてんTA工法に比べて留付部材の点数が半分以下で、形状がシンプルになったことで軽量性や耐震性能を保ちながら施工作業が簡単になった。