菅公学生服/4カテゴリー軸に攻める/スクールスポーツ市場
2016年07月26日 (火曜日)
学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)のスクールスポーツウエアは、2017年入学商戦に向け、透け防止「ミエンヌ」など、プロモーション強化しながら4カテゴリーを軸に市場開拓を進める。
4カテゴリーとは、「透け防止」「高機能カッティング」「スタイリング」「リーボックのブランディング強化」。総合展「ソリューションフェア」や、全国の学校に配布する教育情報誌「カンコータイムズ」などのプロモーションを通じて、「競争力のある商品を学校の先生をはじめ、多くの方に知ってもらう」(田北浩之開発本部スクール企画開発部長)ことで、市場を深耕する。
素材メーカーと共同開発した、透け防止素材ミエンヌは、汚れが詰まりやすい欠点があったが、特殊な糸を使うことで、汚れを落ちやすくした。高いストレッチ性と張り付きにくいドレープ感から夏場の快適性を保ち、その素材使いのTシャツが好調な売れ行きを見せる。
高機能カッティングの「4Dシンクロムーブ」は、信州大学繊維学部とともに機能と効果を検証し、動作性評価で高い評価を受けており、今後の販促に注力する。
生徒一人一人が自由に着こなしを考える、新しいコンセプトの「スタイリング―考える体育着」については、一部の学校へモニターとして着用してもらう段階。5月には3×3バスケットボール公式プロチーム「トライフープ オカヤマ ドット エグゼ」へチーム活動着を提供するなど、認知を少しずつ広げる。
さらにスポーツブランド「リーボック」では、次の展示会で「これまでとは違った打ち出しで、ブランディングを強化する」(田北部長)方針で、18入学商戦からの販売に向け準備を進める。
スクールスポーツだけを見ると、今期(16年7月期)はモデルチェンジ校の獲得増や、「カンコー×ファイテン」などの販売が好調だったことにより微増収で推移する見通し。これまで関東にスポーツの専任担当者を置いていたが、8月から関西にもスポーツの専任担当者を置き、地域密着で学校との関係を強めながら、来期も増収を目指す。




