明石スクールユニフォームカンパニー/制服の新企画「O.C.S.D.」/6校が採用、発信強める

2016年09月08日 (木曜日)

 学生服製造大手の明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC、岡山県倉敷市)は、AKB48グループの衣装制作など手掛けるオサレカンパニー(東京都千代田区)と共同企画の制服「O.C.S.D.(オサレカンパニー・スクール・デザイン)」が2017~18年度の新入学生対象の制服として中学校・高校で6校の採用が決定した。制服更新の背景などを取材した様子を同社のホームページ内にある公式ブランドサイトで公開。新制服導入を検討する学校や、入学希望の生徒への発信を強める。

 オサレカンパニーは、アイドルグループの衣装制作、スタイリング、ヘアメークを担当していた部門が独立した企業で、国内やアジアでトップクラスの衣装制作の実績を持つ。近年、生徒が着たいと思える制服への要望が増える中、明石SUCとサレカンパニーが「360°カワイイ&カッコイイ制服」をコンセプトとした制服O.C.S.D.を共同で企画。昨年11月に秋葉原で開いた展示会で発表していた。

 採用が決まった学校は、名古屋経済大学市邨中学校・高校(名古屋市千種区)、九州電機工業学園希望が丘高校(福岡県中間市)、熊本県立芦北高校(熊本県芦北町)、佛教教育学園華頂女子高校(京都市東山区)、尾関学園誉高校(愛知県小牧市)。公式ブランドサイト(https://www.ocsd.jp)では、これらの学校にインタビューし、制服更新の背景や、新制服を着る新入生に対するメッセージなどを掲載している。

 同ブランドについて、AKB48の現役メンバーで、明石SUCのCMに出演中の樋渡結依さんは、オサレカンパニーがデザインした制服を「毎日着られるなんて、うらやましい」とコメント。また、AKB48メンバーとして活躍する込山榛香さんは、「制服がもっとオシャレでかわいかったらすごく毎日がワクワクすると思う」と、今回の企画に対する期待を寄せる。