AFF・東京2016/9月28~30日 東京池袋・サンシャインシティ文化会館

2016年09月27日 (火曜日)

〈輸出専門の生地・製品メーカー/常州市東南開発区恒豊紡造〉

 1992年設立の、輸出に特化したテキスタイル・アパレルメーカー。各種縫製機器を760台導入している。デニムをはじめとしたテキスタイルと、セーターやシャツなどの衣類を生産。製品は全て日本と欧米に輸出している。

 同社の強みは、(1)自社工場での生産による高品質の実現(2)顧客のニーズに合わせて開発するオリジナル生地――などにある。

 21回目の出展となる今回は、ジャカードやイミテーションニット使いの製品、ニットと布帛を組み合わせた製品、レンチング「モダール」「テンセル」使いの製品、日本の顧客に支持されるジーンズなどを訴求する。

〈カンボジア製シャツ主体に/上海宜華実業〉

 高級レディースウエアメーカーで、生産・貿易を一貫展開する。1989年の設立から四半世紀を経て、従業員数2200人、中国有数の生産ライン90ライン、年産能力800万枚の有力メーカーに発展している。

 強みは、自社のデザインチームを有し、トレンドに合ったデザインと最新の生地を提案できること。吸湿速乾などの機能素材使いも得意としている。

 顧客の要望に応え、従業員600人の縫製工場をカンボジアで2014年に立ち上げた。初出展の今回、そのカンボジア製シャツをメインに出展する。

〈対日布帛衣類に注力/桐郷烏鎮雲貝児服装〉

 アパレルをメインとする繊維品メーカーで、2003年に設立された。各種ミシンなど300台余りを導入し、布帛、ニット製衣類やそのほかの繊維品を生産。布帛製衣類は全体の3割を日本に輸出している。機能素材使いなどを強みに日本での新規顧客開拓に注力している。

 2回目の出展となる今回は、日本の顧客から支持される夏物衣類やジャケットなどを幅広く紹介する。同社担当者は「できるだけ多くの来場者と商談し、実ビジネスにつなげたい」と話す。

〈機能ニット衣類訴求/イ坊仟匯紡織服装〉

 2004年設立のニットウエアメーカー。縫製設備400台超を導入し、ニット製衣類、機能インナー、スポーツインナーを生産する。

 近年は新素材使いのインナー、ユニフォーム、スポーツウエアの開発に注力している。同社スタッフは「機能素材使いと高品質の強みを生かし、日本の中高級市場を深耕したい」と話す。

 今回展で15回目の出展となる。発熱素材を使ったインナーやウインドブレーカー、超速乾生地などのアピールを予定する。