東洋紡、カムデンメリノで三千反を
1998年09月21日 (月曜日)
東洋紡は、99秋冬から豪州のスパニッシュウール「カムデンメリノ」を、初年度3,000反、3年後5,000反の計画で展開する。これの展開に向けて、御幸毛織、三星毛糸、東洋紡ティピーエス、キングをパートナーに「カムデンメリノプロジェクト」を組んだ。
御幸毛織はテキスタイルハウスの「正統」の象徴としてメリノウールを用いたハウスチェック柄を作成する。オーダーメード、イージーオーダー双方に販売していく。初年度10,000着の売り上げを見込んでいる。
三星毛糸はオーダーメードを中心にブリティッシュ、トラッドスタイルの高級ブランドに絞って展開し、初年度は300反を目指す。
東洋紡ティピーエスは、英国調の「ブリティッシュクラシックライン」とレトロ感覚の「イタリアンクラシックライン」でヤングアダルト向けに展開する。主に百貨店中心のアパレルに販売、初年度は1,500反の売り上げを計画している。
キングは、婦人服でニット、織物を含めトータルに展開していく。