ロゴマーク、名称決定/熊本・山鹿市の養蚕構想
2016年11月15日 (火曜日)
伊藤忠ファッションシステム(ifs)とリバースプロジェクトが「熊本県山鹿市ブランディングプロジェクト」の一環で取り組む新シルク蚕業構想のプロジェクト名称とロゴが決まった。自然豊かな山鹿の山と谷を繭のイメージを組み合わせたロゴを設定し、プロジェクト名称を「シルク・オン・バレー・ヤマガ」とした。
同プロジェクトは「無菌周年養蚕システム」と言う、人工飼料によるクリーンルームでの養蚕手法を取り入れ、年間通じて効率的な養蚕が可能であることが特徴。「あつまる山鹿シルク」(熊本県山鹿市)が山鹿市内で蚕の餌となる桑栽培に着手しているほか、2017年3月の完工に向けて国内最大規模の無菌養蚕プラントを建設している。
あつまる山鹿シルクでは、5年後に年間繭生産量50トンを計画。ifsは企画支援を手掛けており、衣料向けの展開を想定する。