カケン 上海現法 南通拠点の出足順調
2017年01月05日 (木曜日)
【上海支局】検査機関、カケンテストセンターの現地法人の上海科懇検験服務が2016年12月に南通拠点で始めた衣料品・雑貨試験と、技術相談サービスの出足が順調だ。「染色堅ろう度やホルムアルデヒドなどの一般試験の受託が多い」(牟田勝広董事長)
南通はかつて繊維産地として栄え、現在も日本向けなどの生地を扱う貿易会社や縫製企業が多数拠点を構えている。こうした中、以前から南通でのサービス提供の要望が顧客から寄せられていたという。
南通の案件は従来上海で受託してきたが、「上海ではこれまで対応できなかった受託を増やし、できるだけ早く安定経営に持っていきたい」と牟田董事長は意気込む。