豊島「オーガビッツ」訴求へ/「しゃべるタグ」導入/店頭販促にも貢献

2017年04月26日 (水曜日)

 豊島はオーガニック綿の普及を目指すブランド展開「オーガビッツ」に「しゃべるタグ」を導入する。オーガビッツの取り組みや社会貢献活動支援の内容を、商品下げ札からインターネットにアクセスして音声で紹介するもので、消費者への情報発信とともに、店頭での販促ツールとしての活用を想定する。

 下げ札に印刷されたQRコードをスマートフォンなどで読み取り、アクセスしたウェブサイトに下げ札を配置すると、オーガビッツの取り組み内容が音声付き動画で紹介される。

 吉田カバンが展開する駅ナカ店舗「ポーター スタンド」業態で販売される商品で24日に始め、同日以降に販売されるオーガビッツ使いの商品にも採用される。

 動画はオーガビッツが支援する社会貢献活動プロジェクトなど8種類から開始し、内容の更新や他の社会貢献プロジェクトを加える予定。商標登録も申請しており、顧客ブランドのオリジナル動画の取り組みも視野に入れるなど発展的な展開も検討する。

 店頭販売員が来店客に分かりやすく伝えることができる販促効果も期待する。下げ札を販促ツールとして活用する、販売に貢献する仕組みを提案していく。