ハッソー/機能性生地を海外初披露/SBと多素材組み合わせ
2017年05月11日 (木曜日)
【フランクフルト=西田貴夫】衛生用品、清掃用品製造のハッソー(東京都品川区)は9日、ドイツ・フランクフルトで開幕した「テクテキスタイル2017」に初出展した。初出展ながら、59平方㍍の独自設計ブースを構えたほか、初日に自社ブースでプレスカンファレンスを開くなど力の入れようで、営業部の乾洋一マネージャーは「テクテキスタイルを契機に海外市場の開拓につなげたい」と話すなど、並々ならぬ意欲を感じさせた。(1面参照)
同社はOEMが主体だが、昨年11月に自社ブランドによる大人用紙おむつ「ハッソーケア」を開発・発売した。その技術をベースに今回展で提案したのが、ポリプロピレン製スパンボンド不織布(SB)を使った機能性生地。透湿性と伸縮性があるものと、他素材を張り合わせた透湿性と撥水(はっすい)性のあるものの二つがある。
透湿性と伸縮性のあるタイプは「マイクロフィン ドライ」の商標で販売しており、SBにスパンデックスを編み込むなどして伸縮性を付与している。同展では肌着などの製品も含めて出品している。
一方、透湿性と撥水性のあるタイプは表から撥水性SB、透湿フィルム、紙、親水性SBの構造。同タイプによるレインコートをブースに展示し、上からシャワーで水を流すなどのデモンストレーションも行い、来場者の関心を引いていた。
同社はこれらの不織布を使った機能性生地をこれまで日本の三つの展示会で紹介しているが、海外展はテクテキスタイルが初めてになる。




