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トンボ/来入学商戦へ順調な滑り出し/総合力高め、MC校獲得へ

2017年05月18日 (木曜日)

 学生服製造大手のトンボ(岡山市)は、来入学商戦に向け新規モデルチェンジ(MC)校の獲得が順調な滑り出しで新ブランド「イーストボーイ」の採用も数校へ決まりつつある。安田和弘取締役販売本部長は、企画から生産、営業を含めて「総合力を高めながら、学校のニーズに合った提案を強める」と話す。

 今入学商戦は、前年並みにMC校を獲得。生徒数では、「有名校へアプローチして新規に獲得できた」(安田取締役)こともあり前年より伸ばせた。地域的には人口の多い首都圏はもちろん、東海地区や九州の福岡でのMC校獲得も順調に推移。英国スコットランドにあるロキャロン社とのタータンチェック企画の採用も拡大するなど、創業140周年に沿って展開してきた「トンボ140thアニバーサリーマーチャンダイジングプロジェクト」の推進の「成果を出すことができた」。

 来入学商戦に向けては、堅調だった昨年の同時期の状況と比べても「いいスタートを切っている」。イーストボーイや自由通学服ブランド「&be(アンビー)」などの販売が広がりつつある。来年から数校への採用が既に決まったイーストボーイについては、基本的に女子向けのブランドだが、これまでにない男子向け制服も作成。ブランドのテイストを崩さず、正統なトラッドファッションをアピールしながら、採用校拡大に向けた動きを加速する。

 東海地区でMC校の獲得に向けた動きが活発化していることを受け、今年7月には販社のトンボメイト(名古屋市西区)を支店化する。直接管理し、一体化することでエリア戦略をより強化する。

 今年6月から10月にかけ東京、大阪、福岡、名古屋で「学校魅力化計画」をテーマに総合展示会の開催を予定。イーストボーイの最新制服をはじめ「かなりの新作を打ち出す」とともに、ユニフォームコンシェルジュによる、その場で作るオリジナルコーディネートなど、「“コト”の発信」にも力を入れながら、「トンボの総合力を前面に出した」展示で制服への関心を高める。