明石SUC・スクールスポーツ/スイムウエア「アリーナ」来入学商戦から展開へ
2017年06月16日 (金曜日)
明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC、岡山県倉敷市)のスクールスポーツ部は、来入学商戦からスイムウエアでブランド「アリーナ」を展開する。小学生向けのジュニアタイプと中高生向けの2タイプを打ち出す。
アリーナは1973年、スイムウエアブランドとしてフランスで誕生した。日本では、ビジネスパートナーのデサントがアジア太平洋地域で事業展開している。アリーナでは既に、学校向け商品を以前からラインアップしていたが、明石SUCがスクールスポーツで「デサント」ブランドを展開してきたこともあり、学校向けに限りアリーナの販売も担うことでスクール市場への開拓をより加速する。
メンズのスイムウエアは、小学生向け、中高生向けともトールボックスカットタイプでスタイリッシュな印象。レディースは上下分離のセパレーツタイプ。中高生向けはスナップ付きでめくれないようになっている。パッドも縫い込みでずれにくい。カラーはブラック、ネービーを基調にブランドロゴのカラーを変えた5種類となる。
アクセサリーとしてキャップ、ゴーグル、プールバッグを投入。価格は自社ブランド品よりもやや高めの設定となるが、競泳から遊泳まで展開し、培ったノウハウを生かした商品開発で機能性が高いことに加え、「圧倒的に認知度のあるブランド力を生かしながら、市場に広げたい」(宮﨑将人スクールスポーツ部長)と言う。
来入学商戦向けの新商品としては他にも、デサントのエクストラモデルでデザインのアクセントにロゴを配したコンビファスナー採用の1300シリーズや、中高一貫校で全学年違うカラーリングが可能な1310シリーズを投入する。ベーシックモデルでは、学年色をイメージしたアスレチックラインを引き立たせたトリコット使いの1330シリーズを打ち出す。
さらに新商品はスマートフォンのアプリ「ココアル2」で詳細を見られる。自分の写真と合わせて、着こなしを確認できる。