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トンボ・ヘルスケア事業本部/17年6月期5~6%増収へ/営業担当増員で販売力強化

2017年06月23日 (金曜日)

 トンボ(岡山市)のヘルスケア事業本部は2017年6月期、売上高が前期比5~6%の増収になりそうだ。上半期まで前年同期比2桁%増で推移したことに比べ下半期は伸び率が鈍化したものの、介護ウエアの市況が低調の中で健闘した。来期に向け6月から営業担当者を増員しており、福井正人執行役員ヘルスケア事業本部長は「販売力を強化し、2桁%の増収にチャレンジしたい」と話す。

 上半期は、主力の介護ウエアや検診衣、患者衣といったコンフォートウエアで他社と差別化した商品群が充実してきたこともあって上半期は2桁%増で売り上げを伸ばした。しかし下半期は、昨年大きく伸びたコンフォートウエアが伸び悩んだほか、介護ウエアも昨年あった大型物件がなかったことで伸び率が鈍化した。ただ、実質の販売は伸びていることから来期に向けては販売力を強化する。

 具体的には東京支社(東京都台東区)と本社に営業担当者を1人ずつ増員、計10人体制にし、うち2人は女性となる。特に「東日本、関東で取りこぼしがないように、エリアごとの有力な販売代理店に対して強いパイプを作る」(福井執行役員)ことで市場を広げる。

 販売が拡大していたコンフォートウエアについても競合が増えてきたことから、新たな商品開発に着手。自社の商品は「品質面、耐久性で評価され、安心感がある」が、「より求められる機能を追求する」ことで、競合に負けない独自性の高い商品を打ち出す。

 7月4~6日に東京支社で内覧会を開くほか、東京ビッグサイト(東京都江東区)で7月12~14日に開かれる「国際モダンホスピタルショー」などに出展。内覧会や展示会では、涼感をテーマにした入浴介助用ウエアや、シックなテイストの介護ウエア「ケアリュクス」から5品番で統一の新カラーを打ち出すなど、新商品発表を予定する。