帝人フロンティア/カーペット輸出を促進/独自性へ新素材も開発

2017年08月17日 (木曜日)

 帝人フロンティアのインテリア部は、カーペット輸出を促進する。その足掛かりとして、来年ドイツで開かれる世界最大級のフロアカバリング国際見本市「ドモテックス」に2年連続で出展する。独自性発揮へ新素材の開発も進めている。

 同部は、今年1月に開かれたドモテックスに初出展した。「メード・イン・ジャパン」をコンセプトに、竹や苔、枯山水などをモチーフにした和テイストを提案。国内のカーペットメーカーの協力を得て、パイル糸の高低差で陰影や凹凸感が際立つ意匠性の高い商品、特許技術のグラデーション染色を生かした日本らしいデサインを施した商品などを訴求した。

 同部では、商品に対する来場者の反応に一定の手応えを示しながら、和柄のパンチ力の弱さやコスト高、リードタイムの長さの克服と「TEIJIN」ブランドで展開する独自性を課題に挙げる。

 これらの課題を踏まえ、パートナーと連携した販売先の現地での備蓄も視野に入れる。独自性追求では、帝人の素材力を生かしたカーペット用パイル糸の開発が進行している。

 来年1月開催のドモテックスでは展示ブースを広げて、引き続きメード・イン・ジャパンの商品を展開予定で、和柄のテイストを強め、タイルカーペットを中心にアピールする。

 同部インテリア第一課の中野晶之氏は「海外市場に日本製カーペットはまだまだ出ていない。アピールして海外販売へつなげたい」と話している。