売上高最高も減益/菅公学生服17年7月期

2017年10月18日 (水曜日)

 菅公学生服(岡山市)の2017年7月期連結決算は、売上高が348億円(前期比1・5%増)で昨年に続き過去最高を更新した。半面、営業利益3億7200万円(49・3%減)、経常利益2億8800万円(52・5%減)、純利益9100万円(58・3%減)の大幅減益となった。都市部での営業力強化、各種学校教育サポート事業の本格化が増収につながった。一方で、生産面、新規事業への投資の増加、各種労務コストの増加が利益面に影響した。

 主力の制服部門では入学商戦で関東、関西、中京エリアでモデルチェンジ校獲得が大きく進んだ。店頭販売商品も機能性に特化した提案により販売が進んだ。体育着でも市場でのシェア拡大が進んだとしている。

 今期は地域密着型の営業活動の継続と学校の抱える課題解決を総合的に支援する教育ソリューション事業を深化させる。売上高は352億円、経常利益3億円を見込む。