トンボ/ブランディング支援/学校対象展示会で提案

2017年11月13日 (月曜日)

 学生服のトンボ(岡山市)は、学校のブランディング支援へ「コト」提案に力を入れる。「学校ブランディング委員会」をテーマに大阪で先週開催した中学・高校関係者のみを対象とする展示会では、仮想の学校を設定し、同校のブランディング策を具体的に示した。

 学校関係者のみを対象にした展示会は、毎年秋に東京・北海道・大阪で開催している。2年後に制服のモデルチェンジを予定している学校への提案が狙い。今回、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)に関する教師向けセミナーや、オープンキャンパスなどの校内イベントなど、さまざまな切り口で提案した。

 ライセンスを得て展開する「女生徒に最も人気があるブランド」(恵谷栄一取締役)の「イーストボーイ」もアピールした。3校が来春採用する。その先も数校の採用が既に決まっているという。自社ブランドの「バーシティメイト」では、デザイナーの松倉久美さんと提携し、各校のオリジナル制服を作ることをアピールした。今春から提案を開始したジェンダーレス制服も展示した。