エフリード「アンナルナ」/多彩なカラー展開/自社の販売員で商品PR

2017年12月12日 (火曜日)

 豊島のグループ会社でレディースアパレルのエフリード(名古屋市中区)は、自社ブランド「アンナルナ」の18春企画で多彩なカラーを使った商品を展開する。さらに、同シーズンに合わせて量販店の平場に自社の販売員を置き、商品をアピールする。

 同シーズンは「エフォートレススタイル」をテーマに、程よく崩した大人のエレカジスタイルを提案する。「ベーシックで洗練」「落ち着き」「活力を生み出す」などのキーワードで、マスタードやピンク、ブルー、パープルなどのアクセントカラーを訴求する。

 商品は昨シーズンの実績を踏まえ、ブラウス、アウターの種類を前年比で2倍以上増やした。防シワやウオッシャブルといったイージーケア性をPRする。ブラウスはボーダーや花柄の刺しゅうなどをあしらい、ポリエステルを中心に綿混などを採用。アウターはストレッチスエードのコートなど春らしい商品をそろえた。

 自社の販売員を置くことで、ユーザーにブランドの世界観をより明確に伝えやすくなる。ユーザーの好みやコーディネートといったデータも収集でき、次シーズンの商品企画に反映させる。

 同ブランドは、35~45歳の働く女性をターゲットに、1998年に販売を始めた。量販店向けに商品をトータルコーディネートで提案するカセット展開しており、取扱店舗は全国で100店を超える。