島根地震/繊維工場に被害なし/通常の操業続く

2018年04月10日 (火曜日)

 島根県西部で9日未明に発生した地震による繊維工場への大きな被害はなかった。9日の取材では被害は聞かれず、通常通りの操業が続いている。

 ダイワボウスピンテック(島根県松江市)、ダイワボウプログレスの出雲工場(出雲市)、ダイワボウレーヨン(島根県益田市)はいずれも「被災はなく、通常通りの操業を続けている」。KBツヅキの出雲工場(島根県出雲市)も被害はなく、通常通り操業中。

 島根県から鳥取県にかけて、ユニフォーム関連の工場も数多く集積するが被害は聞かれていない。ワークウエアメーカーでは、山田辰(大阪市城東区)の出雲ファクトリー(島根県出雲市)が、「影響は全く出ていない」と話す。

 学生服メーカーでは、菅公学生服の大田第一工場、大田第二工場(島根県大田市)で「物が倒れたりしたが、通常通り稼働している」と、生産への影響はほとんどない状況。トンボのトンボ倉吉工房(鳥取県倉吉市)も「影響はない」と言う。