カケン×ブンカケン/機能性と安全性など説明/協業セミナー開催

2018年06月29日 (金曜日)

 カケンテストセンター(カケン)と日本文化用品安全試験所(ブンカケン)は27日、都内で「カケン&ブンカケン協業セミナー(製品の機能性と安全性)」を開き、約100人が参加した。カケンは繊維製品の機能性試験を紹介し、ブンカケンはモバイルバッテリーの安全性試験をテーマにした。

 カケンは吸放湿性試験(CTC+)、防透け性試験、汗染み試験、帯電性試験、抗菌性試験の試験方法などを解説。ブンカケンはモバイルバッテリーなどリチウムイオン蓄電池内蔵製品の安全性について説明した。モバイルバッテリーが電気用品安全法の規制対象となり、来年2月1日以降は技術基準を満たしたもの以外は製造・輸入、販売ができなくなることから関心を集めた。

 同セミナーは7月11日、KDX新大阪ビル(大阪市淀川区)6階でも開催(定員70人)される。