テンタック/RFID発行2.9倍に/17年度も2桁%増見込む

2018年08月14日 (火曜日)

 アパレルパーツ企業のテンタック(東京都墨田区)は、2017年度(17年12月期)にRFID(無線通信による商品の個別管理システム)タグ発行枚数が前年度比2・9倍に拡大した。SPA向けを中心に、大手アパレル向けの供給が増えて高い伸びとなった。今年度も堅調に推移しており、17年度と比べて2桁%増を見込む。

 同社のRFIDの供給体制は、商品情報の書き込み、自社開発した印字を行うタグの加工機を使用した一気通貫での対応が特徴。上海、タイを主力に、青島、蘇州、ハノイ、ホーチミンの各独資工場でICタグを生産している。

 タグの需要は伸びているが、昨年度と比べると落ち着いてきた。そのため、今年度は工場を新設せず、各工場のライン強化や設備増強でタグ増産に対応する。

 セレクトショップなど既存の取引先についても導入支援を継続する。RFIDへの関心は依然として高く、売り上げ向上や販促との組み合わせでの提案を求めるニーズが根強い。

 ただ、期待が先行している部分もあるため、システムベンダーとともにRFID環境の全体像を提示。各取引先が抱える課題に沿った提案を推進する。

 RFIDはアパレル以外の業種からの関心も高まっている。化粧品や貴金属関係のほか季節性が高いものなど、実績は少ないが同社の取引先とは異なる業種、業界からの問い合わせが増えているという。