「AFF・東京2018」出展企業ピックアップ(9月26~28日、サンシャインシティ文化会館)(4)

2018年09月19日 (水曜日)

〈日本特化のレディース/南通舒芙特紡織品〉

 2007年に南通で創業したアパレル商社。協力工場20社で日本向けに特化し、ニットと布帛製のレディースウエアを生産している。強みは差別化した製品と、小ロット・短納期対応。

 17年売上高は800万ドルで、生産量は200万着だった。中小規模の商社ならではの小回りの利いたサービスが顧客から支持を得ている。

 今回で5回目の出展。スカートなど布帛製衣類をメインにアピールする。

〈コスパ高いセーター/SPRINGAIR ACE〉

 中国・浙江省の大手企業、浙江春風グループが2017年にミャンマーで設立したセーターメーカー。ヤンゴン市内の工場で、コストパフォーマンスの高い製品を生産している。

 工場の建物面積は1万2千平方㍍で、自動横編み機約50台、リンキングマシン約400台などを導入。年産規模はニットウエア500万枚、マフラー・帽子・手袋100万枚。

 今回展では、高品質で価格競争力のあるセーターを訴求する。

〈ニット専業メーカー/武漢愛帝東域服飾〉

 1994年に設立したニット製衣類の専業メーカー。最新設備を導入した自社工場の月産能力は120万着、近年の年商は約6千万ドル。仕向け地別売り上げ構成比は、欧米向け95%、日本向け5%。

 強みは、欧米や日本企業の品質要求を熟知していることや、機能性ニット生地の加工にたけている点。短期間にサンプルを提供できることもアドバンテージ。

 今回展では、ランニングやヨガなどの機能性ウエアを訴求する。

〈カラーにこだわった新製品/湖州達天服飾進出口〉

 2006年創業のセーターメーカー。自社工場と複数の協力工場で日本向けに特化し生産している。

 17年売上高は約800万ドル。近年は、機能性素材など付加価値の高い糸使いを増やし、中高級ゾーンの顧客開拓に力を入れている。ASEAN地域には協力工場があり、価格訴求品の生産にも対応している。

 21回目の今回は、カラーにこだわった新製品を打ち出し、新顧顧客の開拓を狙う。

〈寝間着とエプロン訴求/青島泰和嘉服装〉

 今年創業15年のアパレルメーカー。従業員数約230人の自社工場で、寝間着、エプロン、カジュアルウエアを生産している。主な輸出先は日本。

 近年の年商は800万ドル前後。製品とサービスの品質を維持し、既存顧客との取り組みを拡大しながら、新規開拓を目指している。強みは、従業員の定着率が高く、製品の品質が安定している点。

 今回展では、寝間着とエプロンをメインに、ニットや布帛製衣類もアピールする。