第4回ITF/インドの繊維製品一堂に/100社が衣料や雑貨展示
2018年09月20日 (木曜日)
インドのアパレルとホームファッションを紹介する「第4回インドトレンドフェア東京2018(ITF)」が19日、東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデンで始まった。約100社が衣類や雑貨を披露した。
インド国内で繊維産業は、最重要産業の一つに位置付けられている。日本でも発注先や生産拠点として従来以上に活用しようとする動きが出ている。
開会式では、インド繊維省手工芸品部のシャント・マヌ長官が「日本はインドの5番目の輸出国で繊維製品や工芸品などの人気が高い。展示会では職人による実演があるので楽しんでほしい」とあいさつした。
経済産業省製造産業局生活製品課の杉浦宏美課長は、「無印良品」「ユニクロ」「アシックス」といった日本ブランドの店舗がインドでオープンしていることに触れ「展示会を通して日本でもインド製品が身近になってほしい」と期待を込めた。
今回からサステイナブル(持続可能な)を展示会のコンセプトに加え、ジュートを原料にしたバッグや、オーガニックコットンを使った婦人服のブースが目立った。ITFは日印国際産業振興協会が主催し、明日21日まで開かれている。