「AFF・東京2018」出展企業ピックアップ(9月26~28日、サンシャインシティ文化会館)(6)

2018年09月26日 (水曜日)

〈後加工などのカジュアル/南通万信紡織服装〉

 2003年創業のアパレルメーカー。安徽省の自社工場と協力工場8軒で日本向けに特化し、ニットと布帛製衣類双方を生産している。

 強みは日本向けに長年従事しており、顧客の要求を熟知していることと、小ロット・短納期への対応力。近年は機能性素材の提案に力を入れている。

 今回展では、カジュアルウエアを中心に各種後加工の製品や、機能性素材使いをアピールする。

〈ナチュラルなレディース/南通強霖貿易〉

 14年に設立した日本向け専業のアパレル商社。主なアイテムは、綿100%と綿麻素材のレディースウエア。

 17年の年商は約200万ドル。顧客の発注が近年小ロット化する中、得意の綿麻素材使いや刺しゅうなどの加工を打ち出し、日本市場の深耕を進めている。

 初出展の今回は、綿麻使いや刺しゅう素材、製品染めなどのナチュラルテイストのレディースウエアを訴求する。

〈中国系ミャンマー工場/MYANMAR HUA YI〉

 中国のアパレルメーカー、遼寧華衣服装の子会社。工場の建物面積は2万4千平方メートルで、年産150万着。アイテムは綿素材のウエアやダウンウエア、ジャケット、ウインドブレーカーなど。強みは、中国の本社と連携し、素材の調達から生産、貿易まで一気通貫で展開している点。

 17年の年商は2200万ドルで、その構成は日本向け7割、欧米向け3割だった。

 新工場を立ち上げる予定で、日本向けは従来、秋冬物がメインだったが、新工場では春夏物を手掛けていく。

〈ホームウエアの専門会社/南通栄騰国際経貿〉

 07年の創業以来、日本向けのホームウエアの開発と生産に従事。中国各地とミャンマー、カンボジアに生産背景を持つ。

 近年は厳しい経営環境の中、生地と製品双方を顧客に積極的に提案することで売り上げを伸ばしている。

 16年に生産背景を拡大し、顧客のさまざまな生地と製品のニーズに応えられる体制を整えた。

 初出展の今回は、ホームウエアとキッチンウエアをアピールする。

〈副資材と衣類を訴求/広州進園貿易〉

 05年に設立した副資材とアパレルのメーカーであり、親会社は25年間日本向けを手掛けているLILY CORPORATION(台北市)。主な輸出先は欧米と中東、日本。副資材の日本向けの17年取扱高は約280万ドル。

 日本の副資材の顧客は商社、アパレルの顧客はネット通販やカタログ通販、OEM企業など。品質の高さが認められ、多くの顧客がリピーターになっている。

 5回目の今回は、レディースウエアと副資材を出展する。