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ブレイン/「空調エアコン服」ほぼ完売/来年も増産へ

2018年10月12日 (金曜日)

 熱中症対策商品を中心に展開するブレイン(大阪市港区)は、猛暑によって電動ファン(EF)付きウエア「空調エアコン服」がほぼ完売した。来年に向けても増産を計画し、スポーツ関連や高視認性ウエアなど、新たな商品開発も進める。

 今シーズンの販売量は昨年の倍増以上となる2万点を計画していたが、ほぼ完売となった。猛暑で需要が伸びたことに加え、綿100%素材のウエアや防炎タイプ、ツナギ服、高視認ベストなど今年打ち出した新商品の販売も堅調だった。

 特にベストは今年7月、試験的に2千着を販売したところ完売。さらに2千着追加し、それもほぼ完売となった。倉庫や物流業などで採用され「デザイン性の良さと気軽に着用できることが好評だった」(大倉博則社長)。「空調ベスト」の商標を申請中で、来年は販売量を増やしワーキング以外の用途開拓も進める。

 OEMで供給してほしいとの要望が既に3~4社からあり、中国の協力工場には生地を備蓄し、受注があればすぐに生産できる体制を敷く。

 来年に向けてはスポーツ関連や高視認性のEFウエアなどの商品を開発。EFウエアへの新規参入が増え、価格競争も激しくなる中で、これまでEFウエアであまりなかったアイテムを拡充することなどで差別化する。

 10日から12日まで幕張メッセ(千葉市)で開催中の「国際道工具・作業用品エキスポ(ツールジャパン)」に出展し、空調エアコン服をはじめ、展開する熱中症対策商品をアピールし、市場を広げる。