明石SUC アクティブチャレンジ部/「ルコック」と別注が堅調/上半期は増収見通し

2018年11月07日 (水曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC、岡山県倉敷市)のアクティブチャレンジ部は本年度上半期(6~11月)、メディカルやケアウエアで展開する「ルコックスポルティフ」の販売拡大や別注の増加によって前年同期比で増収を見込む。展示会を通じて新規顧客の開拓に取り組みながら、通期でも増収の確保を目指す。

 浅沼由佳アクティブチャレンジ部企画部長によると、上半期はワークウエアが前期にあった大型物件がない影響で、その分の売り上げが減っているものの、定番商品の販売は順調。ルコックなどのケア、メディカルウエアと別注の拡大で売り上げは前年同期比を上回る見通しを示す。

 先月東京で開かれた「国際福祉機器展HCR2018」では、ルコックの主力商品の展示はもちろん、新商品であるシャツ、ジャージー上下をHCRで初めて発表した。来場者に対してアンケートを配布し、そのアンケートを通じて新規顧客の開拓につなげる。

 別注も増える傾向で、今期は介護と保育事業を展開するケアパートナー(東京都港区)にユニフォームを供給。コンペで作業服を受注するケースもあり、「着実に増えてきた」(浅沼企画部長)と、売上高に占める別注の割合が10%以上になりそうだ。「種をまいて刈り取っていければ」と、下半期も販路拡大に取り組む。