床材展「ドモテックス」/年明けから4カ国で開催/米国にも進出
2018年12月20日 (木曜日)
カーペット・フロアカバリング産業の専門展示会「ドモテックス」が、年明け1月から順次、ドイツ、米国、中国、トルコで開催される。米国での開催は初めて。欧州、北米、アジア・太平洋地域、中東と世界の床材市場をカバーし、開催地域の特性を生かした展示・イベントを展開する。
30年以上の歴史があるドイツの「ドモテックス2019」は、1月11~14日にドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催。約1550社が出展し、デジタル化に代表される“つながる”というトレンドを受けたイベントや会議を実施する。
初開催の「ドモテックスUSA2019」は、2月28日~3月2日に米国アトランタ州のジョージア・ワールド・コングレスセンターで行われる。20カ国以上から出展者が結集。うち5割が軟質床材、4割が硬質床材、1割がフローリング技術となっている。
「ドモテックス アジア/チャイナフロア2019」は3月26~28日に上海新国際博覧センターでの開催。前回展は過去最高の来場者(104カ国・地域の6万人超)を記録した。中国では経済成長、建築ラッシュ、生活水準の向上、室内装飾ブームの過熱、国の産業支援などを背景に床材需要も高まり、輸出も増えているという。
今回は1ホール多い計4ホールに規模を拡大する。中国国内の人材発掘と中国のデザイントレンド発信を目的に、「中国オリジナルカーペットデザインアワード」を新設した。
「ドモテックス トルコ2019」は4月27~30日にトルコのミドルイースト・フェアセンターで開かれる。