カケン/インド、バングラに進出/南西アジアシフトに対応

2019年01月18日 (金曜日)

 カケンテストセンター(カケン)は南西アジア地区のインドとバングラデシュに進出する。インドは今日18日、「カケンインド バンガロール事務所」を新規に開設。バングラデシュはこれまで韓国のKOTITIバングラデシュの協力を得て、日本向けJIS試験を行っていたが、2月3日から新たに日本人駐在員を配置する。

 カケンによると、東南アジア(インドネシア、ベトナム、タイ)の繊維関連業務は引き続き好調だが、「さらに西に繊維製造業が移り、新たな業務協力体制や顧客満足度向上が必要となった」と進出を決めた。

 インドのバンガロール事務所は日本人駐在員2人を派遣し、試験受け付け(試験は香港で実施)と試験相談に応じる。「需要が高まり次第、試験室の開設も視野に入れる」と言う。

 バングラデシュにも日本人駐在員を2人送る。「日本人スタッフがいることによる安心感もある。現地の日系企業に相談やアドバイスなどのサービスも提供していく」