繊維ニュース

豊島/本格ウールライク糸投入/尾州で加工しリアル表現

2019年01月29日 (火曜日)

 豊島一宮本店一部は19秋冬向けから、ウールライクなポリエステル長繊維「ウールナット」を投入する。通常のポリエステル長繊維では難しいとされるウールの毛羽感と、膨らみ感を表現できることから“プレミアム・ウーリー・ポリエステル”として打ち出す。

 19秋冬シーズンからの紳士服地、婦人服地での採用も既に決まっており、2月20~22日、愛知県一宮市で開催される「第16回ジャパン・ヤーン・フェア」でも披露する。

 ウールナットはトルコの合繊メーカーが独自の糸加工を施し生産する。この企業は元々、ホームテキスタイル向けが主体と言う。

 糸種は433デシテックス(T)、844Tの2タイプ。この原糸を尾州産地企業で織布・加工を施すことで、ポリエステル長繊維100%使いでツイードなどの紡毛織物をはじめリアルなウールの表現を再現できる。

 もちろん、イージーケア性や抗ピル性にも優れることから、快適性とウールの表情を両立する「次世代ポリエステル長繊維」として訴求。アウターだけでなく、カジュアル、ユニフォーム、アウトドア・スポーツウエアなども狙う。