繊維ニュース

双日ファッション 19盛夏/「エコヴェロ」が人気/環境意識の高まり受け

2019年02月19日 (火曜日)

 備蓄系生地商社の双日ファッション(大阪市中央区)は19盛夏に向けて、レンチングのレーヨン繊維「エコヴェロ」の訴求を強める。

 同繊維は、サステイナビリティー(持続可能性)を目指すレンチングが開発した新素材。(1)認証済みの管理された供給元で収穫した木材とパルプから抽出(2)EUエコラベルを取得(3)最終製品に加工した後でも確実に識別確認可能――な点でサステイナビリティーに寄与する。一般的なレーヨン繊維と比べ、製造工程で発生する二酸化炭素と水質汚染を50%軽減する。

 双日ファッションが同素材を採用した織物を個展で披露したところ、東京展ではスワッチ依頼が一番人気となり、大阪展でも好評を博した。サステイナブル(持続可能な)という素材そのものの特性に加え、大胆にあしらったアロハ柄も関心を引いた。

 切り売り、資材、ファッションのいずれの顧客の目にも留まったが、その傾向を同社では「市場が悪い中で顧客も迷っており、目新しいものを探しているのではないか」と分析する。日本ではまだ浸透し切っていないサステイナブルの観点だが、「メンズ分野で少し(需要が)出てきた」と言う。