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レンチング/スイス車メーカーと提携/内装に精製セルロース採用

2019年02月28日 (木曜日)

 オーストリアのレンチングは26日、スイスのチューニングカーメーカー、リンスピードとの提携を発表した。リンスピードのコンセプトカー「マイクロスナップ」の内装材に、レンチングが「レンチング・フォー・オートモーティブ・インテリアーズ」を供給するもので、レンチングでは「今回の提携が重要なマイルストーンになる」と言う。

 レンチング・フォー・オートモーティブ・インテリアーズは精製セルロース繊維「レンチング・リヨセル」、ハイ・ウエット・モジュラスレーヨン「モダール」から成る。両繊維とも「リフィブラ」技術によって再生可能な木材と廃棄コットンを原料とする。

 リンスピードのフランク・リンダークネヒトCEOは「レンチング・フォー・オートモーティブ・インテリアーズの採用によりマイクロスナップは持続可能性と快適性を兼ね備えた」とコメント。レンチンググループのチームコマーシャルオフィサー、ロバート・ファン・デ・ケルクホフ氏は「リンスピードとの提携によって植物由来の生分解性素材を自動車内装材に採用する意識や関心を高め、自動車産業の持続可能性の向上に尽力する」と語った。

 マイクロスナップは3月5日開幕する「ジュネーブモーターショー」で披露される。