明石SUC/セーフティーベスト発表 登下校時の安全守る

2019年03月06日 (水曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)は、高視認性安全服の「セーフティーベスト」を発表した。子供の登下校時の安全を守りたいという思いから開発され、小・中学校で着用が広がっている。

 ベストは、遠くからでも目立つ蛍光オレンジ色を採用。再帰反射テープを前後・左右に取り付け、ドライバーから遠く離れたさまざまな方向で、着用者の存在を早期に確認できるという。

 素材には通気性の良いトリコット生地を使用。面ファスナーでサイズ調整が可能となっている。サイズはSからLLサイズまで用意し、小学生から大人まで対応している。

 宇部市立厚東川中学校(山口県宇部市)で、登下校中での着用が義務付けられるなど、着用が広がりつつある。

 ベストは同社が取り組む「明石セーフティープロジェクト」の一環として開発。2017年に神戸学院大学社会防災学科の前林清和教授による知見と、同社の販売網を生かした産学連携プロジェクトで、これまでにも折り畳めるヘルメットや防災学習教材といった、防災教育や防災関連商品の開発に取り組んでいる。