レンチング、モリリン、豊島/サステイナビリティーをアピール/消費者向けキャンペーン実施

2019年04月04日 (木曜日)

 レンチンググループは1日、モリリン、豊島と共同で再生セルロース繊維「テンセル」の消費者向けプロモーションキャンペーンを開始した。キャンペーン広告に女優の広末涼子さんを起用したほか、JRや東京メトロなど東京都内の主要駅でテンセルのサステイナビリティー(持続可能性)に焦点を当てた特別編集版の雑誌を配布し、テンセルの認知度向上や訴求強化を目指す。

 今回のプロモーションテーマは「テンセル セルロース繊維で叶えるFeels So Rightな毎日」。テンセルのハイエンドライン「テンセル リュクス」を採用した「マディソンブルー」のシャツ、テンセルデニムを使った「Jブランド」のデニム製品、テンセル使いの「R―ISM」のトップスやドレスなど高感度ブランドの製品を広末さんがまとい、東京を舞台に“ラブ・イット・ナチュラリー”なスタイルを紹介する。これらを紹介するポスター広告を1日から7日まで東京メトロの各駅に掲示する。

 東京メトロとぐるなびが共同運営するメディア「レッツエンジョイ東京」の発行するフリーペーパー「東京トレンドランキング」ともタイアップ。「テンセル特別増刊号」を発行し、東京都内の主要駅で5万部を配布する。広末さんのスタイリング紹介に加え、サステイナブル(持続可能な)製法で作られたテンセルを身に着けたイマドキ東京女子3人がファッション、グルメ、ライフスタイルの切り口で東京の“サステイナブル・トレンド”を紹介する。

 ソーシャルメディアチャネルも活用し、読者の多い情報ウェブサイト「レッツエンジョイ東京」でも発信し、消費者にレンチングとテンセルのサステイナビリティーを重視する姿勢を具体的に示し、植物由来の繊維が提供する利点を小売店やブランドに印象付けることを目指す。