米国でサステ研究のセンター開設/三菱ケミカルHD

2019年04月09日 (火曜日)

 三菱ケミカルホールディングス(HD)、同グループのシンクタンクである地球快適化インスティテュート(東京都千代田区)は持続可能な社会の実現に関する研究を行うため、米アリゾナ州立大学(ASU)との共同で1日、同大学内に「The Global KAITEKI Center」を開設した。

 ASUはサステイナビリティー(持続可能性)に関する概念や技術の研究に特化した世界最大規模の研究所を構え、優れた研究実績を誇る米国内では最もイノベーティブな大学といわれている。

 同HDは、ASUの優れた活動、知見を活用するために共同で同センターを開設。持続可能な社会の実現に向けて解決すべき課題の特定、課題解決のための技術開発を推進するとともに、グループのオリジナルコンセプト「KAITEKI」を米国から世界に発信するための拠点として活用していく。