豊島/テキスタイルネット展を開催/20春夏中心に6社参加

2019年05月27日 (月曜日)

 豊島が運営する生地・副資材卸販売のインターネットモール「テキスタイルネット」は6月4~7日、豊島東京本社1階(東京都千代田区)で、モール出展企業6社による20春夏向け展示会を開催する。入場は無料(テキスタイルネットの会員登録が必要)。ウェブに加えリアルのプロモーションを行うことでサービスの認知度を向上させる。また、バイヤーの生の声をヒアリングすることで「問題抽出を行い、サービスを強化する」。

 同展にはコヤマインターナショナル(浜松市)、SHINDO(福井県あわら市)、ダックテキスタイル(広島県福山市)、オールブルー(岡山県倉敷市、4、5日のみ)、桑村繊維テキスタイル3部3課(兵庫県多可町、6、7日のみ)、豊島が参加。20春夏向けを中心に出品するほか、バイヤー会員から好評のインクジェット捺染などのオリジナル生地作成サービスやさまざま加工の相談にも対応する。

 テキスタイルネットは豊島が2018年1月にアパレルウェブから事業譲渡され運営を開始した。出展企業は現在18社。バイヤー会員数は約1万4千件、商品登録数は1万点以上(19年5月現在)。

 バイヤー会員が探す商品を提案するコンシェルジュサービスも手掛ける。富士吉田市産地(山梨県)の先染め織物など各産地ならではの素材をピックアップした産地特集、再生ポリエステルを集めたエシカル特集など独自のコンテンツ発信にも力を入れている。