東洋紡エンジニアリング/独・セトマの表面仕上加工機拡販 カーペット用の開拓にも注力

2019年05月30日 (木曜日)

 東洋紡エンジニアリングは、日本での総代理店を務める独・セトマの表面仕上加工機(起毛・ブラシ・シャーリング機)の拡販に注力する。これまでは衣料用途中心に販売してきたが、今後はホームテキスタイルや産業資材用への提案も強化する。

 同社は2017年9月、セトマの表面仕上加工機の本格販売を開始。前3月期はダブルポリッシング機とシャーリング機を1台ずつ納入した。それ以前は旧新興産業から引き継いだ事業として、伊・ランペルティの起毛機を販売してきたが、ランペルティがセトマに買収されたのを機にセトマの日本での総代理店となった。

 ランペルティ製はパンツ地やシャツ、インナー、アウターなど衣料用途を中心に販売してきた。セトマ製の販売では衣料用途に加え、カーシートなど産業資材用、カーテンやカーペットなどホームテキスタイル用への提案も強化する。今期は特にカーペット用への販売を本格的に始める計画で、広幅対応のシャーリング機を中心に提案を進める。

 セトマは170年の歴史を持ち、ドラム式の起毛加工機とシャーリング機を世界で初めて開発した企業。長い歴史で培った技術開発を強みとし、全製品を自社工場のみで開発・製造し高品質を保証する。日本のユーザーには東洋紡エンジニアリングがサービス体制を強化し、個々のニーズを反映した開発にも応じる。

 カーペット用に提案する主力機種は、広幅、高速生産対応のカーペット用シャーリング機「X―PLORE XCS」。最大5・6メートル幅の生地に対応し、カットは0・1ミリ単位の精度で調整できるなどの特徴を持つ。