明石SUC/「アスリッシュ」販売本格化/3ラインで学校提案しやすく

2019年06月21日 (金曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)は来入学商戦に向けて、体操服の自社ブランド「アスリッシュ」の販売を本格化する。スタイリッシュなSライン、学年色をそろえたAライン、スタンダードなRラインの3ラインを用意し、学校に合わせた提案をしやすくした。

 アスリッシュは「アスレチック」と「スタイリッシュ」の二つの意味を込めたブランドで、体操服としてだけでなく、課外活動などの校外着としても着用できる新たなカテゴリーを意識して商品化した。Tシャツにはポリエステルの撥水(はっすい)糸を使った生地で汗染み防止。トレシャツ、トレタイツにはダンボールニットを使い保温性を高めた。

 最上位となるS(スタイリッシュ)ラインは、2色のバイカラーが印象的。配色によって新鮮なデザインに加え、動きやすさや機能性にもこだわった。ボルドー、ブルー、ネービー、グリーンの学年色をそろえるA(アスレチック)ラインはシンプルなデザインで、毎日洗濯にも強い耐久性を兼ね備える。

 R(レギュラー)ラインは、ソフトな風合いで次世代のデザインを意識。いずれもブランドロゴを入れているが、同系色で主張し過ぎず、学校名を入れやすい。Tシャツの左腕にさりげなく赤のピスネームを入れた。既に採用を決める学校も出てきたという。アスリッシュのスクールバッグも商品化し、トータルコーディネートもできる。

 一方で「デサント」は、前身頃の上部から両腕に掛けて昇華転写プリントした大胆なデザインのウエアをハイクラスの「エキスパートモデル」から投入する。「エキストラモデル」では斜めにファスナーが付いたスラントファスナー仕様で、これまでの体操服にあまりないデザイン。パンツもジョガータイプでスタイリッシュな印象に仕上げた。