シーユーピー/7月期売上げ横ばい見込む/運輸やビルメンテでMC増加

2019年07月05日 (金曜日)

 菅公学生服グループのユニフォーム製造卸、シーユーピー(岡山市)は、2019年7月期売上高を前期比横ばいの20億円と見込む。伊藤孝恭社長は「介護ウエア『プロフィーリング』の販売が堅調に推移し、運輸向けやビルメンテナンス向けのモデルチェンジ(MC)の増加も寄与した」と話す。業種ごとに特化した戦略に手応えを感じている。

 各部門の中でプロフィーリングは販売額が大きいが、伸び率ではMCが増加した物流業向けの「トランスポーター」が目立った。一方、ビルメンテナンス向けの「クレモ」は、大きい案件が少なかったものの、小さい案件を積み重ねた。

 来期は引き続き、秋口に向けてプロフィーリングを中心とした販促に努める。モノ作り自体を改めて研究、業種ごとに取引先との連携を強める。

 展示会は運輸に力を入れ、「国際物流総合展」と「ジャパントラックショー」に出展する。