ダイワボウHD/繊維事業会社を統合/20年1月1日「ダイワボウムート」に

2019年07月26日 (金曜日)

 ダイワボウホールディングスは25日、管理業務子会社であるダイワボウアソシエと保険代理業子会社のダイワボウライフサポートを繊維事業の中間持ち株子会社である大和紡績の傘下に移管し、その上で大和紡績の事業子会社であるダイワボウポリテック、ダイワボウプログレス、ダイワボウノイとダイワボウアソシエの4社を統合することを決めた。

 統合はダイワボウポリテックを存続会社とする吸収合併方式で行う。合併に合わせて統合会社は「ダイワボウムート」に社名変更する。ダイワボウムートの社長は斉藤清一大和紡績社長が兼務する。合併期日は2020年1月1日。

 大和紡績傘下の繊維事業会社を統合することで繊維事業の全体最適化と業務効率化、経営資源の適切な再分配を進めることが目的。合繊・不織布を主力とするダイワボウポリテック、産業資材・カンバスが主力のダイワボウプログレス、衣料・生活資材・製品のダイワボウノイが統合することで繊維事業としてのシナジー発揮とグループ総合力を強化することも狙いとなる。

 今回の事業会社再編は子会社・孫会社間の合併のため、ダイワボウホールディングスの業績に与える影響は軽微とする。